TRAVEL 中欧編

再会 2001.5.10

目的はどこかって?もちろん大将と軍曹のいる店「ELVIS」に決まっている。そう言えば数年前に起きたトルコ大地震の影響はなかったのだろうか、ちょっとシンパイになる。なだらかな坂を下っていくと確かに「ELVIS」とあったが、以前と店構えが変わったようだ。しかし店に入ってみるといるではないか軍曹が。覚えているはずはないと思いつつも再訪を告げると、彼はチャンと覚えていてくれた。嬉しいねえ、4年も前のお客を覚えてくれてるなんて。

すでにSAZやOUDは持っているので今更ここで買う楽器はないのだが、今回の旅の中で唯一充実した楽器に巡り会えたのがこの店だったので、泣く泣く(嘘)嫌々(大ウソ)Tassiは買うことにした。と言ってもSAZはサイズの大きいモノ。もう2度と来ないと思うので(おい、ホントか??)カヌーンにも手を出した(いまだに弾けないので「世界の民族楽器」には未登録)。持って帰ることを考えると憂鬱である。その理由は重いからではない。またあの制服を着た連中にとやかく言われるんじゃないかという不安があるからだ。せっかく苦労して手持ちでソフィアまで戻ったはイイが、税関でイチャモン着けられて没収や不当な金を払うのは我慢ならない。そう思ったTassiはDHLで送るように頼んだ。

ATMから現金を下ろして店に戻ると軍曹曰く、店の主人がぜひ会いたいので2階に上がってくれとのこと。何だナンダ......。2階にはウッフ〜〜ンな美女が待っているのか、それともものすごいコレクションがあるんだろうか??