TRAVEL 中欧編

あくまでも竿モノ 2001.5.3

ハンガリーの民族楽器というとポピュラーなのはツェンバロン。ハンマーダルシマのオバケのようなモノで、ピアノの原型となったとも言われている。他にはないの、竿モノなんかは...?そう思ってあちこちの楽器店を探す。Keleti(東)駅に通じる大通りから右に折れると、何やら楽器屋らしき看板が見える。中に入って店員に民族楽器を尋ねるが「ここにはないよ」とあっけなく言われてしまった。また逆に「うちはエレキがほとんどで、ここのオーダー楽器はプロにも評判が高いんだぜ!」と自慢されてしまった。しかしTassiの目的はあくまでも民族竿モノ。エレキだったら日本でも良いモノが手に入る。わざわざハンガリーで買うこたぁないんだ。「隣の楽器屋に行ってみな!」店員はTassiにそう告げると再びレスポールを爆音で弾き始めた。