TRAVEL 中欧編

日本には何人いるの..? 2001.5.4

以前この楽器の印象をカブトムシのようだと書いた。たぶん弦のカバー部分が羽根を被う甲羅に見えたのかも知れない。また「中世の人力発電機」とも書いた。しかし演奏されていない状態で今改めて観察すると、まるで棺桶のようでもある。またボディー部分はチェロを小型化したようにも思える。
それにしても右手でノブを回して木製のホイールを回転させ、弦を擦るなんて一体誰が考え出したのだろう。博物館に陳列してある楽器だから過去の遺物だと思ったら大違い。現在も熱心な演奏家や製作家がたくさん存在している。もっとも日本ではそう多くは存在しないだろうが。もっと知りたい人はココにアクセスしてみてはいかがだろうか....。