TRAVEL 中欧編

アルパ登場 2001.4.30

「アルパです」思わずそう呟いてしまった。今までこのコーナーで何度か南米のフォルクローレを紹介してきたが、このアルパだって立派なフォルクローレの楽器なのだ。Tassiは初めてアルパのストリートミュージシャンに会った。アルパってハープとどう違うのよ?そう言う声が聞こえてきそうだが、語源も含めて基本的には同じだと思ってイイだろう。アルパにはハープ(オーケストラでよく使われるでかいヤツ)のようにチューニングを変えるペダルがないので、転調や複雑なメロディーには向かないが、その分構造がシンプルで扱いやすい。またサイズもそう大きくないので持ち運びも楽そうだ。おっと大事なことを忘れてた、ハープは爪を伸ばさないがアルパは爪を伸ばして弾く。だからそのサウンドもパキパキいって男性的といったところか。

それにしてもここウイーンはいろいろなミュージシャンたちに出会えるので楽しい。もちろんモグリはあちこちにいるが、一応彼らは当局から許可証を発行してもらって演奏しているようだ。うーん、まだまだ続く。



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