TRAVEL 中欧編

サウンドホール 2001.5.4

サウンドホールの形状が時として気になることがある。大まかに言うと真円か楕円かということだが、現在ほとんどのギター族のサウンドホールは真円と言ってもいいだろう。過去に遡れば楕円形のサウンドホールはいくつかある。 GibsonのL4等が時代によって楕円形である。他にもStyle-Oやハープギター、ハワードロバーツモデルなどもそうだ。どちらかというとフラット・トップよりもアーチド・トップのギターの方に多く見受けられる。また同じ楕円形でもジャンゴラインハルト愛用のマカフェリ・セルマータイプのギターは、縦に長い楕円だったりするからおもしろい。

シビアに確認したワケじゃないが、マンドリン系はほとんどが楕円形のサウンドホールだ。写真左のマンドリンは珍しく真円形だ。一体どんな音がするんだろう。