TRAVEL 中欧編

次なるターゲット 2001.5.4

Tassiが今でも欲しくて手にできないモノがある。それは何と工作台(作業台)だ。弦を替えたりちょっとした調整の時にこの工作台があるなんてイイじゃないか。そんなものなくたってテーブルで十分、っていう声も聞こえてくるが実はそうじゃないんだな。やっぱり専用の作業台というのはとても使いやすいと思う。Tassiはよくリペアマンの仕事場にお邪魔するが、整然とした作業台やキチンと整理された工具類を見るにつけ、ああこういう場所があったらな....といつも羨ましく思う。作業台なんて楽器を買うよりははるかに安いのだがそれを置くスペースがないのだ。都会の真ん中では楽器の値段よりも、広いスペースの方が高くてタイヘンってことなのよ。

昔の製作家は(現在の製作家の作業場は良く知らないが....)こういった所で楽器を作っていたんだね。使い込まれた道具達がみな輝いている。きっとイイ音のする楽器ができるに違いない。