TRAVEL 中欧編

どうして、ここに? 2001.5.1

いやあ最近は便利だねえ、インターネットの検索エンジンで「スロバキア 民族楽器」と打ち込んで検索すれば、結果がいくつかズラッと出て来るんだから。ところが事前の調査を持ってしても、スロバキアにはTassiのココロをくすぐる民族楽器の情報はなかった。ここで言う民族楽器っていうのは竿モノのことね。「竿モノ」とはネックがあってギターのように構えて弾く楽器ってこと。ツェンバロンやバクパイプ系はあるのにねえ.....。じゃあ何でスロバキアに行くのよ、っつうか泊まるのよ....??

小さくて悪いがまず地図を見てもらおう。地図の黄緑色の部分がスロバキアである。そして赤い線がチェコからのTassiの経路。オーストリア(ウイーン)からハンガリーのブダペストに行くには、イヤでもスロバキアを通らなければならない。地図を見るとすんなりオーストリアから行けそうなんだけど、最短の鉄道はこのルート以外にないのだ。他のルートで行く手もあるが時間的にロスが多すぎる。おまけにスロバキアに入国するにはヴィザが必要だ。ヴィザの発給に約4,000円、急ぎだと7,000円もかかる。Tassiは泣く泣く7,000円払ったけれど、ただ通過するのに7,000円じゃあんまりだと思ったので、1泊だけでも泊まることにした。ちなみにヴィザは国境では入手できないので、東京は広尾のスロバキア大使館まで足を運んだ。それにしても高すぎないかい。

前項と同じ博物館の中。ここにはガラスに覆われたコーナーがいくつかあって、複数の楽器とその楽器に関する解説が1枚の紙に書かれている。単なる楽器紹介だけでなく、イラスト入りなのでなかなか楽しい。数が数だけにいちいち読んでいられないので写真に撮ることにした。日本に帰ってから解明しようと言うわけだ。ところが周りが暗かったせいか写りが悪くて判読不可能。こんな事ならデジカメも持って行くんだったなあ。