TRAVEL 中欧編

いつもの儀式 2001.5.16

約3週間の旅も今日で終わりだ。それにしてもハプニング続きの旅だった。でもこれぞ旅の醍醐味なのだろう。何のトラブルも無くスムーズに事が運ぶ旅なんて、後から考えるときっとつまらないものに違いない。Tassiは「TRAVEL≒TROUBLE」だと思っている。今回旧東欧の竿モノ弦楽器は手に入れることは出来なかったが、その分貴重な体験をさせてもらった。チャンスがあればまた挑戦してみたいなあ。

空港までのタクシーを待つ間、いつものように記念撮影。左はフラットバック(と言うかラウンドバックが正しい)のマンドリン。1930年代のイタリア製で、サウンドホールの形と位置が独特だ。ボウルバックのマンドリンよりもストレートな音だが、Gibsonのようなフラット・マンドリンとはまた違った音色で、とても気に入っている。右はベネズエラのクアトロ、ナイロン弦4コースの楽器だ。ボリビアのGAMBOAというメーカーのもの。ここはチャランゴも作っているから、探せば比較的簡単に手に入るだろう。日本に戻ったらすぐに調整に出さないとね。

長期にわたってご愛読ありがとうございました。さて次はどこへ行こうかな....