TRAVEL 本編

余計な音 1992.6.01

ロンドンの地下鉄のホームでのスナップ。アイリッシュミュージックをナマで聴いたのはこれが初めてで、フィドルが上手かったなぁ。左端は「フィドル」、間違っても「ヴァイオリン」と言わないように。TassiHomePageの読者にそんな人はいないか....。右端の太鼓は「バゥロン」といい、ちょっと変わったスティックでたたく。あとギターに注目!何と久しくお目にかかっていないメイドインジャパンの「TAMA」じゃぁないですか!音はナサケナかったけれど....
。彼らはホントにホームの真ん中で演奏していた。電車が来ると一瞬音が聞こえなくなるが、それほど気にはならなかった。

ヨーロッパの鉄道は、定刻になると静かにスルスルと発車してしまう。場内アナウンスなるものは基本的にない。アナウンスがあっても簡潔そのもの。だからホームでノンキに煙草なんかをふかしていると乗り遅れてしまう。すべて「自己責任」において行動しなければならないのだ。どこかの国みたいに「お下がりください..下がってください。電車の到着です。
白線の内側.......」などなど余計なおせっかいは皆無。だからヨーロッパではゆったり音楽を聴くことができる。日本ではまず無理だろうな。うるさいアナウンスが無くなったとしても、もし駅構内で演奏していたら、すぐに駅員がすっ飛んでくるだろうから..



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