TRAVEL 本編

嗚呼パリだ 1990.9.16

パリの観光ポイントでわりと良く見かける光景。写真はたしかノートルダム寺院の前の広場だったと記憶している。パンチ穴の開いた長い紙のロール(といっても実際は折り畳んであるが)を本体に差し込み、右手でレバーを回すと音が出る仕掛になっている。そしてオルガンに合わせて、赤スカーフのおじさんがシャンソンを歌い上げるのだ。初めてパリを訪れた観光客はこれを見て「ああ、遠くパリに来たんだ...」と感慨深げに異国の空を仰ぎ見るのだろうか。見上げた空にはノートルダムの塔が高々とそびえ立っている。




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