TRAVEL 本編

物凄いコレクション4 1990.9.25

実はバルセロナの楽器店を出る時に雨が降っていた。
楽器店の主人はケースが濡れちゃ大変だっていうんで、2台ともしっかりビニールをかぶせてくれた。どうやらこれが誤解の始まりだった。国境の係員は、つまり商品(密輸品)を濡らさないようにパッキングしたと勘違いした。結局、買ったときの領収書、AMEXの控え等を見せ、さんざん説明した揚げ句、なんとかTassiは発車に間に合ったというわけだ。
それ以来Tassiはこの悪夢の列車「348」を一度も利用していない。写真はバルセロナの楽器店、「CASA PARRAMON」のコレクション。