TRAVEL 続編

期待のブラガ 1999.5.10

Tassiは期待を胸にブラガ日帰りの旅に出た。ブラガはポルトから北へバスで1時間半ほどのところにある。思ったより大きな街だ。リスボンを政治、ポルトを工業の街とするとブラガは宗教の街だといわれている。立派な教会や宗教的に貴重な建物があるというハナシだ。でも今回のTassiにとってはあくまでもヴィオラ・ブラゲッサの街でしかない。チョット期待できそうだぞ。

まずツーリスト・インフォメーションで地図をもらい、楽器店の場所を聞く。すると丁寧に教えてくれた。何とすぐそばじゃないか。やったぜ!帰りのバスを1本いや2本早めるか.....それともチョット観光するかな、な〜んて考えながら歩きだす。3分ほどで着いたところは写真の店。おやおや......ナンか変だなあ。楽器のほかにガスボンベやチェーンなんかも置いてあったりする。とにかく店の中へ入ってみる。あああああ........ちが〜う!!ここはいわゆる「何でも屋」だったのだ。ポルトではさんざん不幸な目にあったので「もっとイイのがホス〜イ!」そう店主に訴えると親切に、そしてあっけなく別の店を教えてくれた。それにしてもここからだとけっこう距離がある。時計はすでに1時を回っている、腹が減ったが早く行かないと昼の休憩時間になってしまう。ポルトガルを含めてヨーロッパ諸国は、店によって時間帯は違うがだいたいお昼休みをきちんと取るからだ。炎天下の中Tassiはまたてくてくと歩きだした。