TRAVEL 続編

松竹梅の基準外 1999.5.10

チョットそそられるウインドウであります。アコースティックな感じが漂ってますなあ......。なになにガットギター、ポルトガルギター、ほうブラゲッサにバンドリンですか。おっとその下はカバキーニョ。葡萄牙的擦弦楽器総本山、遂に「松」の店発見か?!期待に胸が膨らみます。でももう少しここで味わってから中に入りましょう。奥にはアコーディオン、おや右手にはトランペット......。下にはタンバリン、ギロ、ハーモニカ....えっ?...。大正琴....はありませんでしたが、あっても不思議ではない雰囲気ですねえ。いろいろと「?」がアタマの中をグルグルします。それにしても品数が多すぎますねえ、っと疑心暗鬼。

店の中はチョット暗くて入りづらいなあ。おやっ、紺の制服を着たご婦人が2名おります。意を決して中に入ると、右手に擦弦楽器のガラス棚がありました。本数はそれほどでもありませんねえ。正面の制服の店員の前にはガラスのショーケースが。中にはハーモニカやリコーダー、ピアニカなどが行儀良く並んでいます。奥には段ボールに入ったハーモニカが山積みにされています。う〜〜んこの店は、「学芸音楽教育的」な楽器屋なんでしょう、きっと。店の中にあったいくつかの弦楽器も中高生向けのグレードでした。これじゃ松竹梅はつけられませんね。それにしても何で100円ライターを売っていたのかよく分かりません。やっぱり中高生向け?