スティール弦、4コース8弦。
もしかしたら「バンジョー・マンドリン」と呼ぶのかな....?「バンジョリン」という呼び方は以前聞いたことがあるからね。でもこの楽器は「Gibson MB」なのである。だからきっとマンドリンバンジョーだね。
1920年代のモノだからけっこうな御老体だ。古いギブソンのカタログを見ると、バンジョー・オーケストラなんかで使われたようである。それにしても喧しそうなオーケストラだこと。まあ昔はほとんどナマだったから、うるさいぐらいでちょうどヨカッタのかもしれない。
音はバンジョーそのもの。マンドリンの要素はチューニングと複弦、ついでにこのサイズということぐらいだ。カタログにもバンジョーの最後の方に載っている。さあどうやって使ってやろうか。単弦にしてKALIみたいに素朴なメロディーを弾くのもイイかなあ。