フィンランドの民族楽器、チター族の楽器で、ちょうど箱形のハープを横にしたようなもの。スティール弦、5オクターブ36弦。
シンプルなものは小型で5弦だが、他にも12弦のものなど種類はいくつかあるらしい。Tassiのは36弦なのでかなりでかい。ダルシマとの違いは、ハンマー(手で持って使う軽〜い木製のもの)を使うのではなく、ひたすら指で弦をはじくのだ。
レバー(ハープのペダルに相当するもの)が「F,G,B,C」についていて、曲のキーやメロディーに応じて即座に変えられるようになっている。フィンランドの演奏家は、演奏中に器用にこのレバーを操作して音程変えるそうだが、正確な音程に即座に合わせることは結構難しい。もちろんTassiはそんな高度なワザは使えない。