MANDOLIN GROUP / BANDOLIN

スティール弦、4コース8弦。

ブラジルの「ショーロ」という音楽で使われるのがバンドリンだ。チューニングはマンドリンと一緒。裏板がフラットであることが、いわゆる「マンドリン」との最大の相違点だろう。つまりフラット・マンドリンっていうことか....? まあそうとも言える。

ただ、F-5に代表されるGIBSONのフラット・マンドリンが、バイオリンを手本としたとすれば、このバンドリンは形から推測すると、明らかにポルトガルギターの流れを汲んでいると思う。以上がTassiの勝手な解釈。昔の宗主国ポルトガルに、栗の形をしたバンドリンは無いのかって....? 残念なことにTassiは現地では発見できなかった。

ショーロではバンドリンは主に単音でのメロディーを奏でることが多い。つまりソロ楽器という扱いである。またトレモロもあまり多用せず、使う場合はあまり細かくなくわりとおおざっぱなトレモロが特徴だ。

参考までにTassi所有のスペインのバンドリンも下に掲載しておいた。ポルトガルのバンドリンもスペインと同じような形だ。

ブラジルのバンドリン ARIASS / MADE IN BRAZIL




 


 調弦:G,D,A,E それぞれユニゾン

 

 TassiのPLAY

 


 

 

スペイン製バンドリン